クトゥルフ神話TRPGを遊ぶ前に知識を蓄えるな

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対立煽りの記事ではないので、知識があった方が面白いと感じる方を否定するものではありません。
筆者個人は、何も知らない方が純粋に世界を楽しめるのではないかと考えています。
ダークソウルなどのゲームを記憶なくしてまたやりたい、みたいな感じです。

未知が怖い

TRPGはメタ的な事ありきの遊びですが、知っている事を知らないようにしようとしても知っている事実は変わらないため、本当の自然な感覚を味わえるのは初回だけです。
神話生物の弱点も一度覚えてしまうと、その後対策を取ってしまえます。
火に弱いという事であればまず火を出せるものを探してしまいますよね。

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いくら知らないふりをしても

例えば、弱点が火である事をプレイヤーは知っていても、操作するキャラクターは知らないから、知らない動きをする、というのが通常有り得そうな動きになりますよね。
ですが、いくら知らないように動こうとしても知ってしまっている事はどう頑張っても変わりません。

弱点以外の要素も詳しくなってしまうと、神話生物自体が出る前に正体に気付いてしまう事があるはずです。
そうなってしまうともはや楽しみ方が変わってきます。

どのプレイヤーも何れはそのようになってしまうのは仕方ありませんが、実際にプレイする前に知識だけを溜め込んでしまうのは勿体ないなと思います。
確かに実際に遊んだ事がないゲームでも設定資料を読むのが楽しいというのは理解できますが、個人的にクトゥルフ神話TRPGに関してはオススメしません。

知らないから怖いんです。
知っていたら怖さは軽減されてしまいます。
何故そうなっているのかが分からない、何が居るのかが分からない、そういうものが恐怖の元になっているはずです。

巧妙なシナリオなら知識があっても面白いかもしれませんが、そのようなシナリオは稀です。
誰もが百戦錬磨の人を楽しませるためのシナリオを書いているわけではありませんから。