2015年の「最悪なパスワード」1位は「123456」、2位は「password」 – 個人的なパスワードの設定

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パスワード管理などのサービスを提供しているSplashData社が先日2015年の「最悪なパスワード」のランキングを発表しました。
1位は「123456」で、2位は「password」でした。
忘れないパスワードというのが大体の理由でしょうか。個人的にはメモを取れば安心だと思います。

■2015年の「最悪なパスワード」1位は「123456」、2位は「password」

といっても去年と同じ結果なんですよね、1位と2位に関しては。
IDなんていうのは基本的に露出する場合が多いので、パスワードがバレてしまえば一巻の終わり。

worst-passwords-2015

Announcing Our Worst Passwords of 2015 | TeamsID
https://www.teamsid.com/worst-passwords-2015/

 

■個人的なパスワードの設定

なぜ安直なパスワードがこうも多い理由は、単純に忘れないためでしょう。
そしてパスワードを忘れてしまったら、どうしようもできなくなる、という考えが一つ原因でしょう。
最近のサービスでは当たり前のようにパスワードのリセット機能がありますよ。
たとえパスワードを忘れてしまっても大体のサービスではパスワードを初期化することが可能です。
なのでパスワードを忘れてしまってもどうにかなると言えば、どうにかなります。

ですが、毎回そんなことをするなんていうのは少し馬鹿馬鹿しいですよね。
パスワードは「覚えやすい+他人から分かりにくい」のが理想だと思いますよね。
ただそんな美味しいお話はありません。
多少はパスワードというモノに時間と頭を掛けてください。
あなたの大切なモノを守るのはその”パスワードだけ”ですから。

ここで私が考えうるパスワードの決め方を載せておきます。
このやり方が絶対に正しいわけではありません。
ただこういうやり方もあるということを知っておいて、参考にできるところがあればして参考に下さい。

これまた前回の「データのバックアップ」と同じことになりますが、基本的にやることはアナログです。

まずパスワードの決め方です。
パスワードで毎回詰まらないためにも全て同じパスワードを利用している方が多いと思います。
ですがこの場合、1度どこかでパスワードがバレてしまうとアウトですよね?
なので、基本的に全てのパスワードを”別のもの”にする必要があります。
ここがポイントです。”別のもの”と言ってもパスワード全てを変える必要はありません。
パスワードは1文字でも違えばログインできません。1文字でも違えば良いんです。

だから「自分の決めた文字列+そのサービスを示す短い文字列」というのが一つ考えられるパスワードの形です。
「自分の決めた文字列」というのは何か思いつく文字列を何でも良いので決めます。
この文字列には「大文字+小文字+数字(または記号)」が入っているのが理想です。
「password」を例とするならば、「Password9」とする形ですね。
なぜこの3種類が必要になるかという理由は、登録するサービスによってこの3種全てが要求されることがあるためです。
だったらはじめから3種類入れたパスワードを使っておくと後々躓くことがありません。

そして「そのサービスを示す短い文字列」というのは自分の頭の中だけで思いつく文字を設定します。
誰でもがわからないようなものを精々5文字以内で良いと思います。
それを「自分の決めた文字列」の前や後ろに足すことで自分だけがわかる一つだけのパスワードができます。

文字にするとこの解説はややこしいかもしれませんが、やっていることは至って単純です。
そしてもう一つ伝えておきたいことは、「パスワードをメモする」ということ。
単純なことですが、やっていない方もいるでしょう。そのメモが見られてしまっては意味がないからだと思います。
ただピンポイントでそのメモを見られることは現実でもPCの中でも早々ありえません。
なのでパスワードはPCのメモ帳でも、現実のメモ帳でもどこでも良いので、全て同じ場所に記録しておくと良いでしょう。